読書日記

  完全な自由へと向かう

 『「今」、この時をただ生きる』(ジェームズ・アレン)より、
 わたしたちは、自分自身の心の内を知り、執着の鎖を断ち切っていくことで、完全な自由へと向かうことができます。

 自分の心を理解しなければ、浅ましい欲望や感情、身勝手な考えに張りついたまま、その心にふさわしい人生を形づくっていくだけです。自分自身を知らないままでは、自分をコントロールすることはできません。そして、激しい感情、悲しみ、苦痛の中で、激動する運命にさらされ続けるでしょう。

 完全な自由の領地は、知識の門を通り抜けたところにあります。
 不幸(な感情と成り行き)になるのは、自分の心の内の悪い欲望や考えにとらわれているからなのかもしれません。
 身勝手な考えをやめ良い思い・望みをもつことができるようになれば、幸せ(な感情と現実)が訪れるのではないでしょうか。

 そのためには、まず、自分自身の心の内(主に感情・望み・思考)を知り、自分の心をコントロールするように心がけ続けることだと思います。
 自分の心を知り、それをコントロールする知恵を身につけていくことができればいいのでしょう。
 そのための方法の一つが、幸せになる考え方を身につけることだと思います。

 自分の心の中の悪い望みや考えが減り、良い望みや考えが増えてくれば、それだけ幸せな感情で過ごせるようになるだけでなく、現実も幸せなものに変わっていくのではないかと思います。

 悪い心の執着から離れることができれば、それだけ自由に自分の幸せを選べるようになるのではないでしょうか。



   

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今この時をただ生きる』J・アレン

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