読書日記

  自分を好き

 『やさしい人 どんな心の持ち主か』(加藤諦三)より、
 自分を好きな人は、人にやさしい。
 自分を好きな人は、自分の生い立ち、今ある自分を「よし」とする。
 この「今の自分でいい」と思っている。
 今までの自分の人生を否定している人は、自分を好きでない。
 自分を好きでない人は、人を好きになるのも、人にやさしくするのも、難しいのではないでしょうか。
 自分を好きな人は、人を好きになることも、人にやさしくすることも、しやすいのではないかと思います。

 自分を好きになるためには、自分の欠点や足りない所などの問題はそのまま受け入れ、自分のいい所を認め、「今の自分は(それなりに)いい」と思えたらいいのでしょう。

自分は好好

 そして、「自分の生き方はこれでいい」と思えるようになれたらいいのではないでしょうか。

 好きか嫌いかの感情の問題ではなく、「好きになろう(大切にしよう/愛そう)」のような心がけや努力が大事なのでしょう。
 それは、自分に対しても、人に対しても、同じなのでしょう。
 ですから、自分を好きな人、自分にやさしくできる人は、人を好きになることも、人にやさしくすることもできるのだと思います。



   

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やさしい人』加藤諦三

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