読書日記

  心の杖ことば

 『人間としての生き方』(松原泰道)より、
 多忙すぎる現代人には心の床の間は絶対に必要です。座敷の床の間にすぐれた書画を掛けるように、心の床の間には自分を支え、自分をリードするよい教えの詞(ことば)を掲げましょう。
 私はそれを、“心の杖ことば”と呼びます。

 私の今日の杖ことばは、「希望・工夫・好奇心」。
 「希望」は逆境のときの有力な杖ことばです。

 「工夫」は、自分の仕事にいつも創意工夫を怠らないことです。すると進歩のない安易な、惰性から脱出できてつねに新鮮な人生が送れるでしょう。

 「好奇心」は、珍しいものに関心をもつという一般的な意味ではありません。自分の知らない事柄に出合ったら、すぐにそれを学びたいという知識欲です。
 希望をもつことは、とても大切なことだと思います。

 上達したいことがあるのなら、創意工夫が大事でしょう。工夫を重ねることが一歩一歩の進歩になるのだと思います。
 自分が工夫したことがうまくいったときの喜びは大きいものです。工夫することが自分の楽しみになるといいのでしょう。

 幸せ探しの原動力は、興味関心好奇心のような心だと思います。
 また、すべてに学ぶ心があるといいのではないでしょうか。

 自分の心を支え、いい方向に導いてくれるような“心の杖ことば”をもてるといいのでしょう。

 私の“心の杖ことば”は、「ハオハオ」と「幸せの呪文」です。



   

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