多忙すぎる現代人には心の床の間は絶対に必要です。座敷の床の間にすぐれた書画を掛けるように、心の床の間には自分を支え、自分をリードするよい教えの詞(ことば)を掲げましょう。希望をもつことは、とても大切なことだと思います。
私はそれを、“心の杖ことば”と呼びます。
私の今日の杖ことばは、「希望・工夫・好奇心」。
「希望」は逆境のときの有力な杖ことばです。
「工夫」は、自分の仕事にいつも創意工夫を怠らないことです。すると進歩のない安易な、惰性から脱出できてつねに新鮮な人生が送れるでしょう。
「好奇心」は、珍しいものに関心をもつという一般的な意味ではありません。自分の知らない事柄に出合ったら、すぐにそれを学びたいという知識欲です。
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