読書日記

  人生は遊行だ

 『ツイてる!』(斉藤一人)より、
 自分は、何のためにこの世に生まれてきているのか、ということを考えたとき、私はこう思っているんです。
 「人生は遊行だ」
 要するに、自分は、この世に遊びに来ているんだ、という観念でいるんです。
 だから、私にとっては、仕事も遊びです。人生、すべてが遊びなんです。

 遊びなんだから、おもしろくて、楽しくなくてはいけないんだ、と。
 じゃあ、どうしたら、おもしろくて楽しくなれるのか。そういうことを、いつも考えていたんです。
 人生の目的は、人それぞれです。(なくてもいい)
 「人生は遊行だ」という考え方は、人生の過程を大切にするために、「楽しむ」ことだと思います。

 同じような考え方として、「人生は旅」というのがあります。
 旅行をする目的は、目的地に行くことではなく、旅の過程を楽しむことです。結果だけを考えれば、「どうせ家に戻ってくるのなら、行っても行かなくても一緒」ということになってしまいます。

 また、「遊び」という考え方には「心の力を抜く」効果もあると思います。
 人生を重大視しすぎて、力が入りすぎると、生きるのがつらくなってしまうのではないでしょうか。

 同じような考え方として、「人生はゲーム」「人生はテスト」のようなものがあります

  『ゲームだと思えば人生はもっと楽しめる』 弘兼憲史

  『人生はテスト。ただのテストにすぎない』 R・カールソン

 人生で「楽しむ」ことや「力を抜く」ことは、生きることをおろそかにすることではありません。
 むしろ、よりよく(幸せに)生きるための心がけだと思います。
 そのために、「どうしたら、おもしろくて楽しくなれるのか?」と懸命に考え、工夫と努力を続けることが大事なのではないでしょうか。



   

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ツイてる!』斉藤一人

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