読書日記
成功の力
『鈍感力』(渡辺淳一)より、
それぞれの世界で、それなりの成功をおさめた人々は、才能はもちろん、その底に、必ずいい意味での鈍感力を秘めているものです。
鈍感、それはまさしく本来の才能を大きく育み、花咲かせる、最大の力です。
成功の秘訣は、「いい努力を続ける」ことではないでしょうか。
成功をおさめるためには、それなりにつらい努力が必要でしょう。それをあまり苦にしない(我慢する)。
努力の過程でうまくいかないことがあっても、小さいことにはくよくよしない。
一時的に悪い結果が出ても落ち込まずに、素早く立ち直る。
将来の不安に負けずに努力を続ける。
簡単にあきらめない。チャレンジを続ける。
以上のようなことを実践するためには、いい意味での鈍感力が必要なのではないでしょうか。
また、意欲をもち続け、前向きに考えるように心がけることも大事でしょう。
改善の工夫をしながら、努力を続ければ続けるほど、能力が向上し、それにつれて成功の可能性は高くなるでしょう。
「成功者とは、成功するまで続けた人」のようにも言われます。
成功するまで続けられないのは、いろいろ考えてしまうからでしょう。
余計なことを考えずに(ある意味鈍感に)、成功を信じて、いい努力を続けることが、ベストを尽くすことであり、それがいい結果につながる最善の方法なのではないでしょうか。