読書日記

  それぞれが幸せであってこそ

 PHP7月号の特集は『家族の幸せ、私の幸せ 親子・夫婦――心を遠ざけないヒント』。
 赤井英和さん(俳優)は、
 僕が考える家族は、子どもであっても一人一人が独立した人間であるということ。
 だから僕は、「世の中で一番大事なのは自分。自分を大切にできないと人も大切にできないんや」と小さい頃から教えてきた。

 そして、一人一人の意思を尊重し、やりたいことを自分で切り開いていけるような環境をつくることは親の責任だと思っている。

 家族五人、それぞれが幸せであってこそ、家族の幸せがある。
 幸せは人それぞれ。子どもの幸せは子ども本人が決め、自らの力で幸せになるのが一番いいのです。
 親としての役割で肝心なのは、子どもの幸せになる能力を育てるではないかと思います。
 その前に、「自分を大切にする」ことを子どもに教えることが大事なのだと思います。

幸せになるために 自分を大切にしよう

 「自分を大切にする」中には、自分を守る(不幸にならないようにする)、自分を強くするまわりの人を大切にする、自分のやりたいことをやる、なりたい自分になる、幸せに生きるというようなことが含まれていると思います。

 まわりの人を大切にすることは、自分を大切することの一部だと思います。
 そして、自分を大切にできる人は人も大切にできるし、人を大切にできる人は自分も大切にできるのだと思います。

 やりたいことをやるというのは有力な幸せになる方法です。
 やりたいことをやれるような子どもに育てることが、親が自分の子どもを幸せにする確実な方法だと思います。
 また、子どもが本当にやりたいことをやれるような環境をつくったり、手助けができたらいいのでしょう。
 でも、実際にやるのは子ども自身です。その結果(幸不幸)を体験としてとるのも子ども本人です。

 家族のそれぞれが自分の幸せのために努力し、それを応援し合えたらいいのでしょう。
 そして、それぞれが幸せに生きる中で、家族としてのいい関係を続けることができたら、それが家族の幸せになるのだと思います。
 そのためにも、まず、自分が幸せに(暮らせるように)なることを第一に考えることが大切なのではないでしょうか。



   

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