読書日記

思いが自分を創っている

 『「原因」と「結果」の法則』(ジェームズ・アレン)「思いと人格」より、

 心の中の思いが、私たちを創っている
 私たちは 自分の思いによって創り上げられている

 私たちの心が邪悪な思いで満ちているとき
 私たちには いつも痛みがつきまとう

 もし私たちが清い思いばかりをめぐらしたなら
 私たちには喜びばかりがつきまとう
 人は思う内容によって感じるものが違ってきます。
 いいことを思えばいい感じがし、悪いことを思えばイヤな感じがします。

 たとえば、過去の悪い出来事を思い出せばイヤな気もちになり、過去のいい出来事を思い起こせばいい気もちになれます。
 未来の悪い状況を想像すれば不安や恐怖を感じ暗い気もちになり、将来の幸せを考えれば希望や期待感を感じ明るい気もちになれます。
 人を悪く考えれば悪感情が湧き、人を良く考えればいい感情が心の中に生まれます。
 現状の悪いことを考えると悪い気もちになり、現状のいいことを考えればいい気もちになれます。
 不幸になる考え方をすれば不幸な気もちになり、幸せになる考え方をすればそれだけ幸せな気もちになれるということです。

 何を思いどんな気もちで過ごせるかがその人の幸不幸を左右している、と言ってもいいのではないでしょうか。

 私たちは、自分自身の思いによって、自分をすばらしい人間に創りあげることもできれば、破壊してしまうこともできます。
 正しい思いを選んでめぐらしつづけることで、私たちは気高い、崇高な人間へと上昇することができます。
 人は思う内容、それによって生じる感情によって、表情や態度が変わります。
 何を望むか、そしてどうするかを考えることによって、行動が変わります。
 心の中で思っていることがその人の人格として外にも表れるのでしょう。

 正しい思い、善い考えを心がけ続けることで、自分を少しずつ高めていくことができるのでしょう。
 それは、自分の幸せにもつながっていくのではないでしょうか。



   

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「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン

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