しあわせ日記
8月20日(日) 本当の自分の幸せは出会うもの
PHP9月号の「今を生きる」は鎌田論珠さん(ノートルダム女学院理事長)。
今、幸福の形は見えなくなりました。物があるのは当たり前。豊かな食事も当たり前。有名校への進学も、大企業への就職も、必ずしも幸せな人生を約束しなくなったのです。
そんな中で、やっと人として真の幸せを探す良き時代が始まったのではないかと私は思います。
どちらが幸せなのか。それは他人が決めることではありませんし、自分が選ぶことでもないのです。ほんものの幸せ、それは出会うものです。
人は、当たり前と思うことには、幸せは感じられません。
当たり前にある物、当たり前にできることが多い人は、それだけ幸せが少ないのかもしれません。
今日本に暮らす人の中には、「(自分の)幸せがわからない」という人もけっこういるのではないでしょうか。
「希望がもてない」という人もいるでしょう。
ほとんどの人は、夢や目標に希望をもつか、もしくは、愛(のある生活)に希望をもつのだと思います。
夢にも愛にも希望がもてないという人は、他に希望を見つけることは難しいような気がします。
今幸せでない人は「幸せになる」という希望がもてればいいのだと思いますが、当たり前に幸せな生活をしている人は今以上に幸せになることに希望を見いだすことができないのかもしれません。
「幸せがわからない」「希望がもてない」という人は、イキイキと生きることは難しいでしょう。
現在の日本には、そういう人が増えているということでしょうか。
だから返って、今が真の幸せを探す良き時代と考えることもできるのでしょう。
自分の幸せは自分で探すしかありません。
人がいくら幸せと思っても、自分が幸せを感じられなければ、自分の幸せではありません。
また、自分が幸せ(だろう)と思っていても、実際に体験して幸せを感じられなければ、本当の自分の幸せではありません。
そういう意味では、本当の自分の幸せは出会った時にはじめてわかる、と言えるのではないでしょうか。
出会いはただ待っていては少ないでしょう。いつも同じことしかしなければ、出会いは少ないでしょう。閉じこもっていたら出会いはないでしょう。
自分の幸せを探して、幸せとの出会いを求めて行動したほうがいいでしょう。
自分の幸せ探しの大きなヒントは、「自分の気もち」だと思います。
楽しい・嬉しいなど様々な幸せな気もち、好きな気もち、やりたい気もち、ワクワクする気もち、自分にとって心地好い気もち、・・・。
このような気もちを大切に選択していくことで、本当の自分の幸せと出会えたら、と思います。
自分の幸せを知ることは、幸せになる第一歩だと思います。
このHPがあなたの幸せ探しに少しでもお役に立てれば、幸いです。