しあわせ日記

6月10日(土) 成功的な生き方

  『いい言葉は、いい人生をつくる』(斎藤茂太)より
 人のためにお金を使おう。人生の利回りは意外に高い。

 自分の力をほんの少しでいい、他人のために役立てたいものである。
 「そういうことは成功者がすること」と思い込んでいる人がいるかもしれない。だが、自分の力を他人のために使うこと自体が、ひとつの成功的な生き方だといえまいか。
 お金を得ることも喜びです。
 貯蓄をすることは、将来の備えとなり、安心を得られます。安心は幸せの一つだと思います。
 でも、幸せになるためには、お金をどう使うかが肝心です。
 時には、「自分の幸せのために、お金をどう使おうか?」と考えてみるのもいいのではないでしょうか。

 お金(経済力)以外にも自分の力はたくさんあります。
 知力、体力、何らかの能力、・・・幸せになる能力
 自分の力を蓄えること・鍛えること・向上させること・育てることは大切なことです。
 でも、それだけでなく、自分の力を使うことが大事でしょう。

 たとえば、知識やノウハウなどを得ることは、「知るは喜び」であり、いいことですが、学ぶばかりで使わないとしたらもったいないのではないでしょうか。
 また、使わない力はだんだん衰えてしまうでしょう。

 自分の力を、自分が幸せになるために使おうと心がけることが大切なのではないでしょうか。
 また、自分が幸せになるために役立つような力をつけるように努力することも大事でしょう。

 「自分(の幸せ)のため」の自分の力の使い方の一つが、「人のため」に使うことなのです。
 「人を幸せにすることは自分の幸せ」と思えることです。
 このことについては、「愛について」「人を愛する幸せを感じられるようになるために」をお読みいただければと思います。

 「お金を儲けよう」を第一とする人よりも、「人に喜んでほしい」「人の役に立てたらいいな」と強く思う人のほうが成功するような気がします。
 少なくとも、(人と自分の)幸せに結びつきやすいでしょう。
 人生における成功は「(まず、自分の)幸せ」ではないでしょうか。
 その上、人の幸せにも役立てたとしたら、さらに成功的な生き方と言えるでしょう。



   

次の日の日記

いい言葉は、いい人生をつくる
 (斎藤茂太

ホームページ