しあわせ日記

４月１日（土）　怒りのプロセスを自覚する

　『自分のための人生』（ウエイン・Ｗ・ダイアー）より
　怒りの感情は取り除くことができる。そのためにはものの考え方を大幅に変えていかなければならないが、そのつど実行していけばできないことはない。
　怒りを遠ざける方法をいくつか次にあげよう。

・まず何よりも大切なのは、腹を立てそうになったら、自分は今どのように考えているかを知ることである。そして、これまでいつもそう考えてきたからといって、同じように考える必要はないのだということを思い出すのだ。腹を立てそうになったときの自分の考え方のプロセスを自覚することが一番大切なことである。
　怒りの感情をふくらませているのは“自分の考え”。
　考えは途中で変える（考え直す）ことが可能。
　考え方が変われば感情も変わる。
　つまり、考えをコントロールすることで怒りの感情をコントロールできるということです。

　そのためには、まず、怒りが湧いた時の自分の考えを知ることが大事です。
　「私には（こういう時に／こういうことで／あの人に対して）腹を立ててしまうクセがある」のように自覚し、「むやみに腹を立てるのはよそう」と強く決意すれば、そういう場面で「またこのクセだ」と気づき、その時の自分の考えを知ることもできるようになれるでしょう。

　『怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる』　ピタゴラス

　イライラしやすい人、怒りっぽい人は、そのために後悔することのないように、怒りの感情をコントロールできるようになれたらいいのではないでしょうか。



　　　

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「怒りの感情コントロール法」

『自分のための人生』
　（ウエイン・Ｗ・ダイアー）

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