しあわせ日記

4月2日(日) 腹を立てるのを先に延ばす

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
・腹を立てるのを少しでも先に延ばそうと努力する。ある状況で怒りが爆発しそうになったら、15秒間先に延ばす。その後でいつものように爆発させる。次は30秒間がまんする。このようにして、爆発させるまでの時間をだんだん延ばしていく。
 自分で怒りを先に延ばすことができるようになれば、それは怒りをコントロールすることができるようになったということだ。
 怒りの感情に対しては、最低限、暴発しない、後悔するようなことをしないようにすることが肝心です。
 一時の怒りに身をまかせて、取り返しのつかないことをして、大きい不幸を自ら引き起こすことは避けなければなりません。

 怒りの爆発を引き延ばすというのは有効な戦略だと思います。
 その方法として役立つのが、

  『腹が立ったら十まで数えよ。
   うんと腹が立ったら百まで数えよ』 ジェファーソン

 その他には、腹を立てる“相手と距離をおく”方法があります。
 たとえば、席をはずす、別室に行く、トイレに行く、散歩に出る、など。

 感情は、それを増すような余計なことを考えなければ、時間がたてば自ずと鎮まっていくものです。

 もう一つの方法として、「ハオハオを使ってやり過ごす」をおすすめしたいと思います。

 感情をコントロールする際に重要なのは、「完璧を求めない」ことだと思います。
 完璧に怒りを鎮めることは(私たち凡人には)できないでしょう。ましてや、怒りの感情を発生させないことなど不可能です。
 怒りが湧きあがっても、ある程度鎮めて(あとはガマンして)暴発しないですめば、「これでよし」とすることです。

 怒りの感情をコントロールできるようになりたいのなら、そのための方法を工夫しながら、実践できるように心がけることが大事だと思います。
 すぐにはできないかもしれませんが、そういう努力を続けていけば、少しずつ怒りをコントロールできるようになっていけるのではないでしょうか。



   

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