しあわせ日記

3月12日(日) 考えをコントロールする

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
 問題は自分の感情をコントロールできるかどうかではなく、その意志があるかどうかなのだ。

 自分の考えをコントロールする術を身につけなければならない。そのためには、自分をおとしめるような態度をとりそうになったときには、即座にそれに気づくことが必要である。そういうときの自分に気づけば、自分の態度の背後にある考え方が正しいかどうか、疑問視できるようになる。
 自分の感情をコントロールする習慣がない人は、それをしようという意志がなければできません。
 感情をコントロールしようと心がけても、完璧にはできないでしょうが、ある程度はできるようになれるのです。
 うまくできないことがあっても、心がけを続けることが大事なのだと思います。

  『そうであろうと努めながら、ついにそうであることはできない。
    しかしそうであろうと努めること、それ自体が尊いのだ』 稲盛和夫

 感情をコントロールするためには、考えをコントロールすることです。
 考えをコントロールするためには、まずコントロールすべき時に気づけることが大事です。

 「こういう考えはやめよう」と思っても、習性になっている(不幸になる)考え方はついしてしまうものです。
 考え方を変えるとは、よくない考えに気づき、そこから考えの流れをいい方向に変える(考え直す)ことができればいいのです。

 心をコントロールすべき時に気づくためには、自分のイヤな気もち(悪感情)に気づけるようになるのがいいと思います。
 悪感情が湧いた時にしていた考えが不幸になる考え方であり、その時に少しでも感情をいい(幸せ)方向に変えられるのが幸せになる考え方です。

 自分の悪感情に気づけるようになるためには、気分よく生活することを心がけるのがいいと思います。
 そして、自分の悪感情に気づいたときには、幸せになる考え方を心がけるようにすればいいのです。

 幸せに暮らせるようになろう、そのために、自分の心(感情・望み・考え)をコントロールできるようになろう、と決意し努力を続けることが、今後の自分の幸せにつながっていくのだと思います。



   

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