しあわせ日記

12月17日(土) 心のゆとりを持つために大切なこと

 PHP1月号の特集は「心にゆとりを感じる人・持てる人」。
 「心のゆとりを持つために大切なこと」国分康孝さん(東京成徳大学教授)より、
 どうすれば多忙からのストレスに巻き込まれないですむか。私の分野(カウンセリング心理学)からは次のような提言をしたい。
1.人と世間話をする
2.すべての人に好かれたいと思わない
3.「失敗から学べばよい」と考える
4.自分ひとりになる
 世間話ができる相手との会話は、ストレス解消になるでしょう。
 張りつめた心の力を抜き、心にゆとりを生むのでしょう。
 会話を楽しめれば、いい気分転換にもなるでしょう。

 「人に嫌われたくない」「人に好かれたい」という思いは誰の心の中にもあり、当然のことと思います。
 でも、誰にでも、いつも、少しも嫌われたくないかのように、人に気を遣いすぎてしまうようでは疲れてしまうでしょう。
 「この人には別に好かれなくてもいい」「(自分を大切にするために)嫌われてもかまわない」などと、時には思えるぐらいの心のゆとりをもてたらいいのではないでしょうか。

 失敗を恐れて、やりたいことをほとんどやらなかったり、今すべきことがおろそかになってしまうのはよくないでしょう。
 過去の失敗でいつまでも落ち込んでしまうのも、自分のためによくないでしょう。
 「いい経験をするつもりでやってみよう」「いい経験にしよう」「すべてのことはいい経験」などと考えられるようになれるといいのではないでしょうか。
 そのような心の姿勢が、心にゆとりを生むのだと思います。

 ひとりになることを恐れる人は、心が落ちつくことが少ないのではないでしょうか。
 そういう人は、人といっしょにいても気を遣いやすいでしょう。
 ひとりで過ごす時間をもち、それを楽しめるようになれたらいいでしょう。
 「ひとりも好き(、二人も好き、大勢も好き)」と思えたほうが、人とのつきあいも余裕をもって楽しめるのではないでしょうか。

 心にゆとりをもつ方法はたくさんあると思います。
 「自分(の心)を大切に」「今を大切に」「幸せを感じる」というようなことを心がけることができれば、自然に心のゆとり・余裕が生まれるのではないかと思います。
 また、幸せになる考え方を心がけて不幸にならないようにすることも大事でしょう。

 幸せに暮らせるようになることが、心のゆとりをもって生きることになるのではないでしょうか。



   

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