しあわせ日記

7月25日(月) 期待のしすぎは落差に泣く

 『小さいことにくよくよするな!3』(R・カールソン)より

 期待のレベルを少し下げるだけで、毎日の生活や人生はずいぶん楽になる。何かがうまくいったら、当たり前と思わずに飛び上がって喜ぶようになる。たとえ思ったようにいかなくても落ち込まなくなる。怒ったり後ろ向きにならずに「大丈夫、私が何とかするから」と言えるようになる。

 どんなにがんばってみても、人生は計画どおりには進まない。どうしようもないこととうまく折り合いをつけていくには、完璧を求めすぎないことが肝心だ。
 期待を少しゆるめてやれば人生はずっと楽になり、失望の度合いも減るだろう。
 期待しすぎは、不満・不幸の元。
 たとえば、誰かに「○○してほしい」という期待が強すぎると、相手が「○○してくれない」と不満を感じるでしょう。
 「してくれないのは当たり前」と思っていれば、たいして不満は感じないし、してくれた時は喜べるのではないでしょうか。

 自分の理想・期待・望み・思いどおりにはいかないことも多いでしょう。
 自分の理想からの減点法ではなく、やる前からの加点法で考えられるようになれたほうがいいのではないでしょうか。
 「うまくできない」「思うようにいかない」ではなく、「これだけできた」「これだけ前進(進歩/改善)した」「行動しただけでも価値がある」「少なくともいい経験になった」のように。

 100点(自分の思いどおり)でないと不満になってしまう、完璧主義の人も大変でしょう。
 事と場合によりますが、「90点なら上出来」「80点ならOK」「70点でもいい」「60点でもまぁいいか」などと考えられたほうがラクでしょう。
 100点がとれずに、イライラしたりやる気をなくすよりも、いいのではないでしょうか。

 期待のレベルを下げるのではなく、ちょっと力を抜くのもいいと思います。
 「○○たらいいな」と考えると、「○○したい」「○○しなくちゃ」などよりも、少し力が抜ける気がします。
 「○○たらいいな」な続けて、「ではどうしたら?」と考える習慣をつくれば、いい努力ができるようになるでしょう。

 目標・計画を達成するためには、いい心の姿勢をキープして、いい努力を続けることが大切だと思います。



   

次の日の日記

『小さいことにくよくよするな!3』

ホームページ