人間関係を築けない

　　「人間関係築けない２０代女性」（読売新聞「人生案内」）より、

　　　　人間関係を作るのが苦手です。
　　　　学生時代も積極的に友達作りをしてきませんでした。
　　　　社会人になった今、どうすれば
　　　　友人や仲間ができるのかわからず、悩んでいます。

　　　　同僚に「今度飲みに行かない？」と誘い、
　　　　お店やその時に着ていく服を本や雑誌で調べるなど、努力しました。
　　　　でも、行った先で何をしゃべればいいかわからず、３０分ほどで解散。
　　　　疲れただけで「誘わなきゃよかった」と後悔しました。

　　「人づきあいが苦手」という人もけっこういると思います。

　　その中には、「人と会話するのが苦手」
　　 「会話が楽しくない／楽しめない」という人も多いでしょう。

　　「親しい友達ができない」と深刻に悩む人もいます。

　　人間関係を良くするために努力するのはいいことです。

　　会話が苦手という人は「聞き上手」になることをおすすめします。

　　また、人づきあいのためのつきあいではなく、
　　　自分が好きなものをいっしょに楽しめる人と
　　　つきあえるといいのではないでしょうか。

　　でも、苦手なことを一所懸命やっても（特にはじめのうちは）
　　　なかなかうまくいかないし、疲れるでしょう。
　　それを覚悟して努力を続けることで
　　　少しずつできるようになっていけたらいいのでしょう。

　　でなければ、「私は人づきあいは苦手（でもいい）」という自覚と、
　　 「多少イヤな思いをする時間があるのはしかたがない」
　　 「人からどう思われてもいい」という覚悟をもって、
　　　自分が大切にしたいもの（事・人）を
　　　大切にして生きればいいのではないでしょうか。

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