「周囲に幸せな者いない」(読売新聞「人生案内」)より、
自分も含め、幸せに暮らしている者は、周囲には誰もおりません。
それなのに、知り合いの人たちはみな家族に恵まれ、幸せそうです。
その人が幸せかどうかは、実際には本人にしかかわりません。
どんなに幸せそうに見えても、本人が幸せを感じていなければ、
その人は幸せではないのです。
幸せはたくさんあります。
自分が望む(特定の)幸せが得られないとしても、
他に得られる幸せがたくさんあるはずです。
現在、日本で暮らす大半の人は、心がけしだいで
それなりに幸せに暮らすことは可能だと思います。
幸せに暮らすために足りないのは、環境よりも、
その人の幸せに暮らす習慣や能力ではないかと思います。
幸せに(暮らせるように)なるためには、
幸せに暮らす習慣を身につけるように努力する、
幸せになる能力を向上させるように努力する、
というようなことが大事なのではないでしょうか。
ただし、幸せに暮らす習慣も幸せになる能力も
そんなに容易に身につくものではありません。
努力を続けることで
「一つ一つ、少しずつ」身につけていけるものです。
それによって、少しずつ
幸せに暮らせるようになっていけたらいいのではないでしょうか。
それは、生涯、
「今がいちばん幸せ」と思って生きていける、
とても幸せな生き方だと思います。
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