「鈍感力」というのがありますが、
「脱力力」(力を抜く力)も大事なのではないか、と思います。
つらくなるのは「力を抜く」ことができないからかもしれません。
力を抜くことができない人は、「まじめな人」なのだと思います。
でも、そのために無理をしたりして、
幸せに暮らせないのは自分のためによくないと思います。
なぜ力を抜けないのでしょうか?
「力を抜こう」と思えないのはなぜでしょうか?
「要領が悪い」のかもしれません。
力を入れる所と抜く所、
力を入れる時と抜く時がわからないのではないでしょうか。
少し力を抜いたほうがいい結果がでることも多いのです。
手を抜く・休むというようなことができないのは、
「勇気がない」のかもしれません。
人に頼めない、人に任せられないというのは
「人を信じられない」のかもしれません。
「心が固い」のかもしれません。
心の余裕がない、柔軟性がない、思いこみがはげしいのかもしれません。
無理をしてしまう、自分の幸せを犠牲にしてしまうのは、
「自分を大切にしていない」のではないでしょうか。
もちろん、まじめで一生懸命なのはいいことです。
でも、自分にとっていちばん大切なのは
「自分(の幸せ)」ではないでしょうか。
自分が幸せに暮らすために、
時には、事によっては、
「力を抜こう」と考えられるようになれたら、と思います。
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