淋しい/孤独感に悩む
夜ひとりでいる時などに、ふと「淋しい」と感じてしまうことがあるという人はけっこういると思います。中には強い孤独感に襲われてしまう人もいます。
「淋しい」と感じてしまった時に、どういう考え方をし、どうしたらいいかを考えてみることにします。
1.「ひとり」についての考え方
「ひとりは淋しい」と考えるか、「ひとりは気がラク」「ひとりならやりたいことができる」「ひとりは楽しい」などと考えられるかによって、感じ方はまったく違ってくるでしょう。
ひとりの時間を十分に愉しめる人は、「淋しい」とはあまり思わないのではないでしょうか。
ひとりを愉しむ方法はいろいろあるはずです。楽しいこと/夢中になれること/やすらげること/・・・自分の好きなことをすればいいのです。
また、やりたいことがいろいろある人も、「淋しい」とはあまり思わないのではないでしょうか。
ひとりで自由な時間があったらやりたいことがやれます。
やりたいことは探せばいろいろあるはずです。
「淋しい」と感じた時は「自由な時」なのではないでしょうか。自由に使える時間があって、自由に何かができるのではないでしょうか。
やることが何もないのなら、ひとりを愉しむ方法や自分のやりたいことを考えてみるのもいいと思います。それは今後に「淋しい」と思わないためにも、幸せになるためにも役立ちます。
ひとりの時は、「確実に幸せを感じられる時間」とも考えられます。自分の幸せになる方法を実践できます。自分を幸せにすることも何かできるのではないでしょうか。
ひとりの時は、「自分を育てる時間」にも使えます。いろんなことを学んだり考えたりすることができます。本やこのHPなどを読んだりして、自分が幸せになるためのヒントを見つけられたら、と思います。
2.何かをする
「淋しい」と感じた時には、そのまま考え続けると、もっと淋しくなるだけだと思います。
淋しい時には、「何かをする」のがいいと思います。
まず思いつくのが、誰かとコンタクトをとることでしょう。誰かと会うようにする、電話をかける、人のいる所に行くなどです。
次に考えられるのは、テレビやビデオを見たり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、ネットにアクセスしたりすることです。ひとりでもこのようなことをしていれば、「淋しい」と感じない人は多いでしょう。
基本的にはやりたいことをやればいいのです。好きなものや大切なものに関わることをすればいいのです。
「淋しさ」へのもっと長期的な対策もあります。
一つは、友達をつくる、恋人をつくる、結婚するなど。
もう一つは、何か新しいことを始めることです。自分の夢や目標となるものや習い事や趣味やボランティアなど、続けていけるものがいいでしょう。もしかしたら、その中で親しい人ができる可能性も十分にあります。
3.余計なことは考えない
自分の「淋しい」という感情に過剰反応しないほうがいいと思います。
ふと「淋しい」と思ってしまうことはあると思います。イヤなことがあった後や、自分の問題点を考えて落ち込んでしまった時や、なんとなく精神的に不安定な時などです。
淋しいと感じても、それを恐れたりあせったりして、深刻に孤独の原因について考えないほうがいいのです。考えると余計に淋しくなります。
前項に書いたような長期的な対策しかないのではないでしょうか。そして、それらはすぐにできることでもありません。
心が落ちついて、少し元気になった時に考えたほうがいい課題です。淋しいと感じたその場では、「そういうこと(長期的な対策)はあとで考えよう」と考えたほうがいいのです。
「淋しい」と感じたその時には、次のように考えたらどうかと思います。
(淋しい)こういう時もある(あっていい)。
今は自分の自由な時間。
何かをやって、ひとりを愉しもう。
孤独感を強く感じてしまうのは、自分の「淋しさ」についてあれこれと考えてしまうからです。
余計なことを考えて、必要以上に孤独感を味わわないほうがいいと思います。