しあわせ日記
11月11日(木)朝の気分
朝の気分は大事だと思います。
朝、気分よく1日を始めることは、その日1日を気分よく、
幸せに過ごすことにもつながると思います。
私は、目覚めはいいほうです。
たいていは、すぐに動きだすことができます。
眠い時もありますが、そんな時には、次のように考えます。
「動きだせば、すぐに眠気はなくなる。
このまま寝てると、当分眠いまま。
私にはやりたいことがある。
さぁ、」という感じで、起きだします。
朝は、散歩か通勤で歩きますから、いつも気分よくなれます。
ハッピー・ウォーキングが身についているからです。
気分がよくなれる朝の習慣を一つでもつくることは、
幸せに暮らせるようになるために、
とても役に立つことだと思います。
11月12日(金)ベストを尽くす
何かをやる前に、悪い結果をあれこれ心配してもしかたがありません。
そのために、やるべきことがおろそかになるようでは逆効果です。
「ベストを尽くせばいい」「ベストを尽くすしかない」
と考えたほうがいいのではないでしょうか。
「ベストを尽くそう」と思って頑張ったのなら、
たとえ結果が悪くても、まだ受け入れやすいでしょう。
「ベストを尽くそう」と思って
努力を続けることが大事なのではないでしょうか。
でも、「ベストを尽くそう」と思ってはいても、
思うようにできないことも多いのではないでしょうか。
「こうすればいい」とわかってはいても、できないこともあるでしょう。
そんな時には、「自分を動かす」という考え方をしてみてはどうでしょうか。
「人を動かす」方法は、本などにいろいろと書いてあります。
たとえば、
励ます、応援する、ほめる、ごほうびをあげる、
期待する、良い所を認める、信じる、・・・。
このような方法は、「自分を動かす」方法にもなるのではないでしょうか。
思うようにできない時には、
「自分を動かす工夫をしてみよう」と考えてみるのもいいのではないでしょうか。
うまく自分を動かすことが「ベストを尽くす」ことにつながるのだと思います。
11月13日(土)ペイ・フォワード?
『小さいことにくよくよするな!』(R・カールソン)の中に、
次のような話が書いてありました。
サンフランシスコのベイ・エリアには有料の橋が五つある。
最近、自分のすぐ後ろの車の料金を払う人が出てきた。
自分の順番が来た人が料金徴収所で車を止めて1ドルを出すと、
「あなたの料金は前の車からもらいました」と告げられる。
実際にこんなことがあったら、不思議な感じがするのでしょうが、
やはり、うれしいでしょう。
中には、「じゃあ、この1ドルは次の車のために払うよ」
と言う人もいるのではないでしょうか。
この人は、何かいいことをした気分になれるでしょう。
この人は、前の車の人からと、後ろの車の人へと、
2回も、いい(気もちになれる)ことがあったわけです。
そのチャンスは次の車の人にもあるのです。
みんなが同じようにしたら、みんなが幸せになれるのではないか?
でも、そんなことはしない人が多いでしょう。
だって、それでは自分の分を払ったのと変わらないのだから。
あなたなら、どうしますか?
11月14日(日)人の悪口
「人の悪口を言わない」ほうがいい、と私は思っています。
一つには、人に対する思いやりからです。
自分が人から悪口を言われたらイヤな思いをするでしょう。
だったら、人にイヤな思いをさせたくないと考えるのは当然でしょう。
一つには、人の悪口を言うとその人に対する嫌悪感が生まれるからです。
そうすると、その人と接する際に
自分がイヤな気もちになりやすいのではないでしょうか。
人に対する考え方が相手と接する時に自然に出てしまい、
人間関係に悪影響が出てしまうこともあるのではないでしょうか。
関係が悪くなれば、
それだけ自分がイヤな思いをすることになるでしょう。
また、人の悪口を言うような
「そんな自分にはなりたくない」とも思います。
人を悪く考えることは、
いずれ自分に返ってくるのではないでしょうか。
人の悪口を言わないことは、自分のためだと思います。
11月15日(月)竜馬との出会い
きょう、11月15日は、私が敬愛する坂本龍馬の
誕生日(1835年)で、また命日(1867年)です。
世の中の人は何とも云えばいへ
わがなすことは われのみぞ知る
これは龍馬が10代の頃につくった歌だそうです。
人にどう思われてもいい、どう言われてもいい、
自分が「これでいい」と思っていればいいのではないでしょうか。
人生に正解なんてないのだと思います。
どんな生き方をしてもいいのです。
でも、どうせ生きるのなら、
幸せに生きられたほうがいいのではないでしょうか。
坂本龍馬(おもに『竜馬がゆく』の本)は、
私の人生に大きな影響を与えています。(今でも)
20代で『竜馬がゆく』に出会わなかったら、
私の人生はまったく違ったものになっていたと思います。
私にとっては、とても幸せな出会いだったと思っています。
あなたにとっての「幸せな出会い」は?
11月16日(火)人生観
『世に生を得るは事を成すにあり』(坂本竜馬)
私は20代半ばに、この言葉に出会い、
やがて会社をやめ、独立しました。
『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)を読んで、
「夢をもって生きよう」と思ったのです。
私の人生観を変えたと言っていい、言葉と本なのです。
人生観は人それぞれで、いろいろあっていいのでしょう。
(なくてもいいのでしょうが)
人生観があれば、そこから「こう生きたい」
「こう生きよう」という希望や目標が生まれます。
自分の人生観に沿った希望や目標をもって生きられたら、
それだけでも幸せなのではないでしょうか。
目標が達成でき、希望が叶えば、すごく幸せでしょう。
私の現在の人生観は、
「どんな生き方をしても、幸せに暮らせればいい」
というところでしょうか。
どのような生き方を選んでも、
その生き方の中で(それなりに)幸せに暮らす
ことはできるのではないかと思います。
11月17日(水)落胆か、考えるか、寝てから考えるか
『おれは落胆するよりも次の策を考えるほうの人間だ』(坂本竜馬)
落胆してしまうことは、誰にでもあるでしょう。
そこで、感情に流されて落ち込んでいても、
つらい時間を長引かせるだけでしょう。
次の策を考えることに集中すれば、
落ち込みから一歩抜け出せるでしょう。
次の策が見つかれば、希望がもて、
落ち込みから立ち直れるでしょう。
落胆したままか、次の策を考えるか、
なりたい自分なら、どちらを選択したいでしょうか。
落胆から抜け出すためにも、
まずは現実を受け入れることだと思います。
感情がなかなかおさまらない時には、
「明日考えよう」と、一度寝てから考えたほうがいいと思います。
寝ている間に、心が受け入れる作業をしてくれるでしょう。
11月18日(木)竜馬から学ぶ対人法
竜馬のすごいところは「人に好かれる」ことだと思います。
竜馬は、目上の人にも好かれ、目下の人にも好かれ、
仲間にも好かれ信頼されています。
竜馬は土佐藩の下級武士(のちに脱藩して浪人)なのに
勝海舟、松平春嶽、大久保一翁など、幕府の高官にも可愛がられます。
竜馬が創った海援隊には多くの若者が集まります。
海援隊には船を動かしたりする労働者もいます。
竜馬は、犬猿の仲だった薩摩と長州を連合させます。
薩摩の西郷さん、長州の桂さんなどに信頼があったからでしょう。
『竜馬がゆく』の中では、
竜馬は男にも好かれ、女にも好かれ(犬にも好かれ)る人です。
かと言って、竜馬は、人当たりのいい人ではなく、無愛想な人です。
竜馬が人に好かれる理由として、私なりには次のようなことを思っています。
第一は、基本的に「人にやさしい」こと。
第二は、「人は平等」という考えで人に接すること。
第三は、「誠実」なこと。
どれも、それを実践するのは難しいことだと思います。
そういう心がけを長年続けないと身につかないのかもしれません。
でも、どれも人間として大事なことなのではないでしょうか。
私は『竜馬がゆく』をもう20回以上読んでいます。
毎年1回読むのを20年近く続けています。
何回読んでも、おもしろいし、学べることがあります。
私は、竜馬とはタイプが違うと思っているのすが、
竜馬のいいところで、自分にもできそうなことは
学んで、身につけていきたいと思っています。
あなたには、目標とする人や人生の師のような人がいますか?
そういう人との出会いも、人生の大きな幸せだと思います。
「幸せになる考え方」に、「いいことがない/いい出会いがない」のページを追加しました。
11月19日(金)好きな道を選ぶ
『人間というものはいかなる場合でも、
好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ』(坂本竜馬)
好きなことなら、愉しめるでしょう
好きなことなら、続くでしょう
好きなことなら、苦にせずにできるでしょう
好きなことをして生きられるのは、幸せでしょう
好きな道でも選べないこともあります。
でも、好きなものは(探せば)他にもあるはずです。
自分の好きな道をできるだけ選んでいくことが、
自分の幸せにつながっていくのではないでしょうか。
自分の好きな道を選べるだけでも、幸せなのかもしれません。
私は自分の生き方を1年毎で考えることにしています。
で、「来年も好きな道を選ぼう」と決めました。
ただし、今のままでは(経済的に)続けられなくなるので、
来年は収入の道もつくっていけたら、と思っています。
ということで、好きな道と収入の道の両立を
目指す方向で努力していくことにします。(詳しくは、後日に)
11月20日(土)自分のことを書く
日記など、自分のことを書くのはいいことだと思います。
自分の行動を書くだけでも、生活を見直すことになるでしょう。
自分の心の動きを書けば、自分の心を知ることができます。
自分が感じたことを書けば、どういう時に、何をした時に、
どういう(幸せな/不幸な)感情になるかがわかるでしょう。
その時にどんなことを考えていたかを書けば、
自分の思考と感情の関係に気づけるでしょう。
自分の不幸になる考え方(のクセ)に気づけるかもしれません。
「こうしたい」という、自分の望みを書くのもいいでしょう。
望みがはっきりすれば、どうすればいいかを考えることができ、
それが行動に結びついて、いい結果につながることもあるでしょう。
そういう意味では、「日記を書く」というのは、
自分を育てるために役立つと思います。
そう言えば、だいぶ前(97年6月)に、
「しあわせ日記のすすめ」というのを書いたことがありました。
日記を書くことは、心の(ちょっときつい)運動になりそうです。
きちんと自省するのは、「心の筋トレ」かもしれません。
(この日記のつづき)
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