しあわせ日記

自省する時間をもつ

 自分を育てる方法として、「自分を省みる時間をもつ」ことをおすすめします。
 一日の終わりでも、週末でも、連休の時でもいいから、自分の生活を振り返ってみて、そこから自分を育てるヒントや方法を見つけることができればいいのです。

 自分を育てる第一歩は、「自分を知る」ことです。その中でも、まずは「自分の感情や気分を知る」ことです。
 生活の中での自分の感情や気分を振り返って、次のような自問をしてみればいいでしょう。
 「どういう時に、どんな悪感情が湧いたか?」(怒り、悲しみ、嫉妬、不安、後悔など)。
 「どういう時に、いい感情・幸せな気もちになれたか?」(楽しい、嬉しい、心地好いなど)。
 「その時間をどういう気分で過ごしたか?」(イライラ、憂うつなど)。

 自分の心の中に湧きやすい悪感情を知るだけでも、大きな第一歩です。そういう場合の幸せになる考え方を工夫することもできるようになれるでしょう。
 幸せな気もちになれることを知れば、今後に幸せを感じられるようになるために活かせるでしょう。
 自分を育てるため、自分を変えるためには、「考え方を変える」ことからです。考え方を変えるためには、自分の考え方のクセを知り、それを改善していくことです。
 まずは、「私には、こういう(時に/事で/考え方をして)イヤな気もちになるクセがある」と気づくことです。
 自分を省みる時間をもち、自分の生活の中でイヤな気もちになった時を思い返してみれば、きっと気づけることがあるはずです。

 悪いクセに気づいたからと言って、反省したり、すぐに直さなければならないなどと考える必要はありません。ただ、「そういうクセがある」と知るだけでもいいのです。
 自分のクセを自覚すれば、生活する中でクセが出てイヤな気もちになった時には、「またこのクセだ」などと気づきやすくなります。その時に、不幸になる考えをストップして、幸せになる考え方を心がけることができるようになれればいいのです。

 これらの自省をする際に、気づいたことを紙に書くようにすると、気づきが明確になって効果的です。小さな気づきを無駄にせずに積み重ねていくことで、少しずつ自分を育てていくことができるのです。



   

次の日の日記

最新の日記

ホームページ