
しあわせ日記
今を楽しもう
何かをやる時に、「楽しもう」と思うだけでも、より楽しめることがけっこうあるはずです。
たとえば、友達との会話や遊びの時に「楽しもう」、何かを食べる時には「味わおう」と心の中で言えば、何も思わないよりも、少しは楽しめるでしょう。
「楽しもう」とする際に大事なのは、余計なことを考えないことです。
そして、少しでもいい感じがした時には、「いいなぁ」「気もちいいなぁ」「幸せだなぁ」などと、素直に言葉にできるといいのです。
たとえば、歩いている時に花が咲いていたら、「いいなぁ」「キレイだなぁ」。食事の際に、「おいしい」「これがうまいんだな」。入浴中に、「いいなぁ」「あー気もちいい」「極楽、極楽」。寝る前に横になって、「ラクだなぁ」「きょうもいい日だった」「幸せだなぁ」。
「楽しむ」ためのキーワードは、“今”です。
今やることを楽しむ(味わう)、今楽しめることをする、今持っているものを使って楽しむ、今まわりにいる人と関わって楽しむ、今の季節を楽しむ、旬を楽しむ、今の年代を楽しむ、今の時代を楽しむ、今この場/ポジション/境遇/環境/社会の中で楽しむ、今できるやりたいことをやる、今だからできることをやってみる、今の生活を楽しむ、今の人生を楽しむ……。
このようなことをヒントに、「今を楽しむためには?」「どうしたら、もう少し楽しめるだろうか?」などと考えてみると、その時々に何か思いつくことがあるのではないでしょうか。
「今しかできないこと」「今だからできること」「今ならできること」……“今できること”をヒントに、自分がやりたいことを考えてみるのもいいのでしょう。
今を楽しめていないと思う人は、「今を楽しもう」という気もちになる時間を、もう少し増やしてもいいのではないでしょうか。