
しあわせ日記
好んで為す幸せ
『努力論』(幸田露伴)より、
努力して努力する、それは真のよいものでない。
努力を忘れて努力する、それが真の好いものである。
ある人がある事に従事し、而してその人が我知らず自己の全力を其処(そこ)に没して事に当るという場合、それは努力というよりは好んで為すといった方が適当である。
努力するのはいいことであり、努力は幸せにつながることが多いでしょう。
でも、無理をしたり、ただつらい努力を続けるのはあまりよくないのでしょう。
楽しむ工夫をし、少しでも努力を楽しめるといいでしょう。
夢中になれたり、没頭できたりすることで、努力を忘れられると、なおいいのでしょう。
それをやることが好きになり、「好んで為す」ようになれるといいのではないでしょうか。