しあわせ日記
「考えている」と「考えごと」の違い
「「考えごと」の最中、脳はほとんど働いていない。「考えている」行為と「考えごと」の違い」(幻冬舎plus)より、
考えごとのほとんどは「心配ごと」です。何かを思い煩い、物思いにふけっている状況を「考えている」と誤解している人は、意外に多いのです。
考えごとの特徴は、同じような思考を繰り返し、一向に進展しないところにあります。いわゆる「堂々めぐり」の状態です。
まずは、考えごとをしている時間を「考えている」行為と区別する必要があります。考えごとをしている時間を減らし、考えている時間を可能な限り増やしていく。それを目指すことが重要です。
問題解決に向けて進展がない思考は、本当に「考えている」とは言えないのでしょう。
考えの「堂々めぐり」は悩ましい時間が長くなるだけで、時間と精神的エネルギーのムダでしょう。
「堂々めぐり」を回避する方法としては、紙に書いて考えることをおすすめします。
書くことで問題を整理できます。
同じことを何度も書く必要はないのです。
新たな考えを書き加えていくことで、問題解決に向けて進展していくができます。
心配ごとや不安は書くことで心が落ちつくそうです。
「心配ごと」や「堂々めぐり」のムダな思考を減らし、その分の時間とエネルギーを自分が幸せになれることに使えるようになるといいのではないでしょうか。