しあわせ日記
許す幸せ
イヤな事をなかなか忘れられずに、長い時間不幸な気もちで過ごしてしまうと、それだけ幸せに過ごせる時間が減ってしまいます。
イヤな事は忘れてしまうのがいちばんです。許すことができれば、自ずと忘れられるのです。
「許す」と、言葉で言ったり頭で思ったりしても、忘れられないのは「心が許せていない」ということなのではないでしょうか。
また、自分では「許した」つもりでも、誰かに対して長い間腹を立てている、冷たい態度を取り続けている、やさしくできないというような場合は、心の中に「許せない」という思いがあるのかもしれません。
「許せる」か「許せないか」ではなく、「許す」か「許さない」かを自分が選択することが大事なのです。
安らかな現在と未来のために、自分の心と体の健康のために、自分の幸せのために……「許す」ことを決意し、「許そう」と努力できればいいのです。
「許した」ことを言葉や態度や行動に表すことが肝心なのです。そして、思い出して怒りの感情が湧くたびに、実践すればいいのです。
もし今、あなたが幸せでなく、幸せに向かって前進していないと思うのなら、自分も含めて誰かを許していないのかもしれません。「許す」ことが、幸せになるためのキーポイントであり第一歩なのです。
「許そう」と思うことから、幸せに向かって歩き出せたらいいでしょう。
「許す」ことで、つらい過去から自由になれれば、今をもっと幸せに過ごせるようになれるのではないでしょうか。