しあわせ日記
西洋と東洋の幸福論
「幸せになりたい!永遠の問いに対する哲学者の2つの答え」(日経ビジネス)より、
西洋の幸福論に共通するのは、自分で幸福を獲得するという姿勢です。
これに対して、東洋の幸福論では、何もしないことによって幸福を得るという姿勢が共通しています。
消極的過ぎて幸福を感じられないときは、趣味を探したり、何かの物事に首を突っ込んだりしてみる。積極性があり余り、動いていても幸せを得られないときは、何もしないことで幸せを享受する。
好みはわかれるかもしれませんが、こうした両方の視点を理解しているだけでも、少しは人生が生きやすくなるはずです。
自分が行動・努力することで獲得できる幸せがあります。
自力で得た幸せは努力した分だけ幸福感が増すということもあります。
すぐには獲得できない幸せもありますが、自分がやりさえすれば幸せを感じられることもあるはずです。
誰でも今もっている幸せがあります。
それらを「幸せだなぁ」「ありがたいなぁ」と思えれば、幸せを感じることができます。
幸せを感じられることが日常的に増えていけば、「今は(それなりに)幸せ」と思えるようになれるでしょう。
でも、それだけで満足できる人は少ないでしょう。
「今は幸せ。でももう少し幸せになれたらいいな。ではどうしたら?」という心の姿勢で、自分が今もっていない幸せを求めて、目標をもって努力すればいいのです。
今の幸せを感じることと、さらなる幸せの追求をすることで、「日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、たまに大きな幸せを感じられる可能性のある人生」にできたら、とても幸せなのではないでしょうか。