しあわせ日記
「頭」の支配が「心」を抑圧
「「〜すべきだ」「〜してはならない」という「頭」の支配が「心」を抑圧していく」(幻冬舎plus)より、
「頭」は「過去」と「未来」を得意としていましたが、「心」のほうはもっぱら「いま・ここ」つまり「現在」に焦点を合わせます。
「心」が使う言葉は、want to や like の系列で、「〜したい」「〜したくない」「好き」「嫌い」などです。
「過去」や「未来」のことを「頭」で考えることが自分の幸せにつながることがあります。
その一方、「過去」や「未来」のことを考えることで不幸な気もちになることがあります。
それは「現在」の心を損ねることにもなります。
「過去」「未来」「現在」について幸せになれる考え方ができるようになるといいでしょう。
『心ここに在らざれば、
視れども見えず、聴けども聞こえず、
食らえどもその味を知らず』
余計なことを考えていると、今を楽しむこと、今を味わうこと、今幸せを感じることができなくなってしまいます。
幸せを感じられるのは「今、ここ」にある幸せだけです。
「心」の焦点を「現在」に合わせることが大事なのでしょう。
自分の「心」を大切にするためには、「〜したい」「〜したくない」という自分の望みと、「好き」「嫌い」という好みを大切にできるといいのではないでしょうか。