しあわせ日記
苦労の幸せ
苦労せずに幸せに暮らしていけるのなら、苦労しないほうがいいのかもしれません。
でも、価値あるものを得ようとしたら、たいていはそれなりの苦労が必要でしょう。苦労した分、それを得たときの喜び・幸せが大きいということもあります。
『若い時の苦労は買ってでもせよ』ということわざがあるように、人生の中では苦労を経験しておいたほうがいいのかもしれません。
苦労することで、強くなれる、成長できる、いい経験になるというようなことです。
何も苦労せずに生きていると、弱くなる、未熟のままである、世間知らず(苦労知らず)になり、そのためにいずれ余計に苦労することになるのではないでしょうか。
『苦労する身は厭わねど、苦労し甲斐のあるように』 高杉晋作
なんのために苦労するかが問題なのでしょう。
自分の夢や目標を達成するために自ら苦労する人は多いでしょう。
愛する人のためなら苦労できるという人もいます。
世のため・人のためになることのために苦労している人もいます。
自分(の喜び・楽しみ・幸せ)のために苦労してもいいのです。
せっかくするのなら、苦労しがいのあることに苦労できるといいのでしょう。
「苦労は幸せになるために役立つ」と考え、自分が幸せになるために苦労できるといいのでしょう。
苦労を避けてばかりいるのは、自分のためによくないのではないでしょうか。