しあわせ日記
悟りの幸せ
“悟り”とは「まよいが解けて真理を会得すること」(広辞苑)。
“悟り”というものがあるとしても、すべてに通じる悟りはないと思います。
また、この悟りさえ得れば、もう不幸になることはなく、いつでも幸せでいられる、というような唯一の悟りはないと思います。一つの悟りだけで、ずっと幸せに暮らせるようになるとは思えません。
悟りがあるとすれば、小さな悟りから大きな悟りまでたくさんあるのだと思います。
小さな悟りは、気づきや学びや知恵などと言ったほうがいいものがほとんどでしょう。その中には幸せになる方法や幸せになる考え方も含まれているでしょう。
「悟り(幸せに生きる知恵)」の中には、当たり前のことがけっこうあるような気がします(大切なことは単純)。
たとえば、「生きることには苦しみがつきもの」「人生ラクありゃ、苦もあるさ」とか「すべてのものには終わりがある」「出会いもあるし別れもある」「人は死ぬもの」「すべてのものは無常」とか「すべてのものには価値がある」「すべての人は貴重なんだ」「この世はすべて美しい」のようなもの。
すべてのものは好好
(なまけものの悟り方)
私たち凡人には大きな悟りはできないのでしょう。
ですが、たくさんの小さな悟り・知恵を身につけていくことで、幸せに生きられるようになっていけるといいのではないでしょうか。