しあわせ日記

苦難の幸せ

 人生には苦難と思える時期もあるでしょう。
 苦難に負けて不幸な生き方をしてしまう人もいれば、苦難を乗り越えて幸せな生き方ができる人もいます(苦難のときに試される苦難の時がわかれ目)。
 苦難に対して、どう対処していけばいいのでしょうか。

 苦難は受けとめ方によって、感じ方が違ってきます。
 困難に対して、心が逃げていると、余計に苦しくなるのです。
 苦しいことをイヤイヤやると、余計にイヤな気もちになり、余計に疲れます。
 苦しいことから逃げてばかりいては、自分を弱くし、ますます苦しくなるのではないでしょうか。

 苦難を前向きに受けとめることができるといいでしょう。
 たとえば、「苦難は乗り越えることで、大きなものを得られるチャンス」「苦難は試練であり、成長するためのチャンスである」「苦難は成長した自分を試すよい機会でもある」などと。
 困難も前向きに取り組むと、苦しさは小さくなるのです。
 また、前向きに取り組んだ(苦難の波に乗る)ほうが、苦難はまだ乗り越えやすいのです。

 苦難を乗り越えることで得られるものの価値は大きいでしょう。苦難に打ち克てた時には、充実感を感じられ、自信にもなるでしょう。
 苦しみに向き合って、その中から何かを学ぶことができれば、今後の人生に役立つでしょう。それだけ、強くなれるということでもあります。苦しんで強くなることの価値を知れば、苦難に立ち向かえるようになれるでしょう。
 乗り越えた苦難を振り返れば、人生の中の幸せな経験のはずです。

 苦難から逃げずに、むしろ「苦難がくればそれもよし」「苦しみに出会ったら、まず感謝する」のような苦難をも求める姿勢が、自己の成長・幸せにつながるのではないでしょうか。



   

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