読書日記

  苦難のときに試される

 『自尊力』(邑井操)より、
 自尊力のある人は、自分をとりまくきびしい環境や情況の中で、ひるむことなく自分を生かしている。
 困難のとき、苦しいとき、それは自分の自尊力がどれほどあるか、試されているときなのである。ピンチこそは自尊力の大小を試すべき絶好のチャンスなのだ。
 きびしい環境や状況だからと、ひるんだり、めげてしまったり、投げやりになってしまったり、自暴自棄になってしまったりするのは、自分を大切にしていません。つまり、自尊力が足りないということでしょう。

 どのくらいの苦難に耐えられるか、苦難の中でどのくらい自分の力を出せるかが、自尊力のバロメーターになるのでしょう。
 苦難のときこそ、自分の「自尊力を試すチャンス」と考えられるといいのでしょう。「自尊力を養う絶好の機会」と前向きに考えられるようになると、なおいいのではないでしょうか。

 つらいときには「自分を助けよう」と考え、耐えられるように自分の心を支えたり、力を出せるように自分を励ましたりできるといいのです。

 自尊力がある人は、きびしい中でもあきらめずに、今の自分にできることをやり、少しでも自分を生かす道を模索し続けることができるのではないでしょうか。



   

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自尊力』邑井操

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