しあわせ日記

  人の欠点・過失

 誰にでも欠点はあります(「私には欠点がない」と言う人がいたら、そこに欠点があるし、他にも気づいていない欠点があるでしょう)。
 また、誰でも過ちをおかしてしまうことはあるのです。

 完璧主義は不幸の元です。
 人にも、自分にも、(無意識にでも)完璧を求めてしまうと、いろいろと大変でしょう。
 人には欠点があってもいい(欠点があるのはしかたがない)のです(人に完璧を求めすぎない)。

 人の欠点や過失は寛大に見られるようになるといいでしょう。
 自分の欠点を知れば、人の欠点にも寛容になれるでしょう。自分にも欠点はあるし、自分が過ちをおかすこともあるのですから。

 相手の欠点が気になって、大目に見ることができないのは、自分の相手に対する「愛」が足りないからかもしれません。
 自分が心から幸せを願う相手の欠点は、自分の欠点と同じように考えられるはずです。変えようのない欠点は受け入れよう、変えられるものは改善していこう、という姿勢で考えれば、相手の欠点はイヤなものではないでしょう。
 愛する人に欠点があっても愛することはできるのです。むしろ、欠点すらも愛せるのが本当の愛なのではないでしょうか。

 人の欠点を見て、ただイヤな気もちになったり、相手の欠点を直そうしたりするよりも、自分の欠点を直すために役立てたほうがいいでしょう。
 同じような欠点が自分にあるのなら、直す努力を始めればいいのです(人のふり見て我がふり直せ)。
 人の欠点を許せない(悪感情が続く)としたら、そこが自分の欠点と考えることもできます。人の欠点についての幸せになる考え方を身につけられるといいでしょう。
 人の欠点に気づいたときが、自分の欠点を知るいい機会、と考えてもいいのではないでしょうか。

 人の欠点についてしゃべるのは、相手もためにも、まわりの人のためにも、自分のためにもよくないでしょう(人の悪口は言わないほうがいい)。
 人の悪口を言うことは、相手を見下すとともに、自分のレベルを下げていることでもあります。

 人の短所を見ればイヤな気もちになりやすく、人の長所を見れば好感をもちやすいのです。
 どうせつきあうのなら、相手の欠点を見るよりも、相手の長所や価値を見るようにしたほうがいいのではないでしょうか。



   

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