しあわせ日記

  人にやさしさや思いやりを求めすぎない

 人からやさしさのない言動や思いやりに欠ける言動を受けて、腹立たしい思いや悲しい思いやつらい思いをすることがあるのではないでしょうか。
 世の中にはやさしさや思いやりが足りない人がたくさんいます。
 そういう人を変えることも、いなくすることもできないのです。
 そういう人の冷たい言動に出遭っても、あまりイヤな気もちにならないほうがいいでしょう。

 まずは「こんな人もいる」と自分に言い聞かせ、相手の存在を受け入れることで、少しでも心を落ちつけることができるといいでしょう。
 そして、「こんな人のためにイヤな思いをするのは損だ」と考えられるといいのです。
 さらに、「こんな人のことを考えるより、○○しよう」のように切り替えられるようになると、なおいいでしょう。

 人がやさしくしてくれるのが「当たり前」と思っていると、余計にイヤな思いをしてしまいます。
 「やさしくしてくれないのは当たり前」と思っていれば、大して気にならないですむのです。逆に相手が自分に何かをしてくれた時に、よりうれしかったり、ありがたかったり、人のやさしさを感じられたりするのではないでしょうか。

 思いやりのない言動にイライラしてしまうのは、相手が(やさしく)変わるのを期待する心があるからです。
 相手がそのままでいいと思えるのなら、そんなにイライラしなくてすむはずです。
 相手が変わることを期待するよりも、自分の考え方を変えることでイヤな思いをしないようになれたほうがいいでしょう。

 反対の立場で考えれば、人に対するやさしさ思いやりがあったほうがいいでしょう。
 「人のため」は「自分のため」になるのです。
 ただし、無理をしてまで人にやさしくすることはありません。
 その時に自分ができる範囲で人にやさしくできるといいのではないでしょうか。



   

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