しあわせ日記
仕事と生活のバランス
「労働時間や働き方のニーズに関する調査」(労働政策研究・研修機構/pdf形式)より、
仕事と生活のバランスについて
理想:「仕事に重点型」13.9%、
「バランス型」59.8%、「生活に重点型」17.2%
現状:「仕事に重点型」47.6%、
「バランス型」37.5%、「生活に重点型」8.5%
理想はバランス型だが、現実は仕事に重点型という人がけっこういるのでしょう。
“仕事と生活のバランス”は、考えるとすごく難しい問題です。
単に、生活時間の使い方の問題ではすまないでしょう。
仕事が大好きで、仕事上で幸せを感じられるのなら、問題はないのかもしれませんが。
実際には、お金と時間の使い方の問題が大きいでしょう。
そこには、収入と支出の問題もあるでしょう。
どれだけお金(収入)があれば、幸せに暮らせるか?
それは人によって違いますが、幸せはお金よりも心の問題、と考えられる人はお金はそんなには必要ないのではないでしょうか。
“仕事と生活のバランス”を人生という長いスパンで考えれば、マイホームの購入、子供の教育なども考える必要があるでしょう。
また、仕事を通して出世や成功を強く望むのであれば、仕事時間を減らすことは難しいかもしれません。
働く人の幸せだけでなく、家族の幸せも大事です。
家族の幸せを考えても、収入を増やしたほうがいいか、家族と一緒に過ごす時間を増やしたほうがいいか、人によって分かれるのではないでしょうか。
家族ごとに、それぞれの幸せな形があっていいのだと思います。
現在、自分の仕事と生活のバランスがよくないと思う人は、自分の幸せ・生き方を考え直してみるといいのかもしれません。
ただし、仕事と生活のバランスを変えようとしても、実際問題としては、現実的に改善するしかありません。理想どおりにはなかなかいかないのでしょう。
「労働時間や働き方のニーズに関する調査」(労働政策研究・研修機構)より、
18時頃には退社できるようになったら何をしたいか?
1位 心身の休養・リフレッシュ、2位 自身の趣味、
3位 家族との団欒、4位 同僚や友人との懇親会、
5位 家事、育児、6位 ショッピング、7位 自己啓発
働き方を急に大きく変えることは難しいでしょう。
週に1回でも、そういう日を増やしてやりたいことを少しでもやれるといいでしょう。
自分のできる範囲で、仕事と生活のバランスを改善できるといいのではないでしょうか。