しあわせ日記

  幸福に繋がるあきらめ

 「スタンフォード大学で教鞭をとったシスターが教える“幸福に繋がるあきらめ”とは」(ビジネスジャーナル)より、
 「諦める」ことでいったん執着を手放せば、望んでいたことが本当に自分にとって必要なのかが再検討できます。

 また、「明らめる(物事をはっきりさせる)」ことで、最も大事なことが見えてきます。
 「あきらめられない」のは執着しているのでしょう。
  一つのことにとらわれない考え方ができるといいでしょう。

 幸せに暮らせないのは、余裕がないからかもしれません。時間の余裕、お金の余裕、心の余裕、・・・。
 その余裕がないのは、何を求めているから?
 自分が幸せになるために、それは本当に必要なものか?
 そこまで求めなくても、ある程度でいいのではないか?

 他に、自分にとって大切なのもの(事・人・物)は何か?
 本当に大切なもののために、何かをあきらめたほうがいいのではないか?

 このようなことを考えるてみることで、何かを(ある程度)あきらめ、自分にとって本当に大切なもの(事・人・物)をもっと大切にできるようになるといいのではないでしょうか。

 『不幸な国の幸福論』(加賀乙彦)より、
 「あきらめる」は、単に「断念する」ことではありません。
 世界と自分自身をしっかりと見つめて、本当に大切なものとそれほど必要ではないもの、自分に合っているものと合っていないもの、努力すればなんとかなることと努力してもどうにもならないこととを見極めていく。そのうえで、断念すべきことは潔く思い切り、自分なりの目標や夢に向かっていく。そういう広い意味での「あきらめ力」を磨くことが、幸せな人生につながっていくのだと思います。
 「あきらめる」ためには、見極める力と潔さが必要なのでしょう。
 その前に、「幸せになりたい」という強い気もちが必要なのかもしれません。
 「幸せになるために」なら、あきらめられることもあるのではないでしょうか。



   

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