しあわせ日記

  小さな親切の日

 6月13日は「小さな親切の日」。
 1963年(昭和38年)6月13日に、「小さな親切」運動本部が発足しました。

 親切に限らずいいことをするのは心地好いことです。
 親切をする際にはやさしい気もちになれます。
 人にやさしくなるというのは、自分が幸せになる方法の一つだと思います。そのために、やさしさを身につける努力ができるといいでしょう。

 自分が人に親切にして、相手が喜んでくれれば、自分もうれしいでしょう。
 相手からの「ありがとう」のひと言でもあれば、うれしさが増します。相手から親切のお返しがあるかもしれません。
 人に親切にしていれば、相手との関係が良くなるでしょう。そうすれば、その人といっしょの時に気分よく過ごしやすくなるでしょう。
 『情けは人の為ならず』。「人のため」は「自分のため」になるのです。

 頭で考えるだけ、心で思っているだけでは、親切ではありません。
 親切は行動を伴うものです。頭で考えても、それを行動に移すのは、慣れていない人にとっては難しいことかもしれません。「いつやろうか?」などと考えるより、『思い立ったが吉日』とすぐに行動したほうがいいことが多いでしょう。行動するために必要なのは勇気かもしれません。

 大きな親切をしようと考えるとなかなか行動できないでしょう。
 また、親切も度を越すと、相手が負担を感じてしまったり、大きなお世話になってしまったりしがちです。
 小さな親切を心がけたほうがいいのではないでしょうか。小さな親切の積み重ねが実は大きいのだと思います。

 「○○してあげたのに、相手が××だ」などと考えて、イヤな気もちになるのはよくありません。「親切は自分のため」と考え、見返りを期待しないほうがいいでしょう。
 反対の立場で、人に親切にしてもらったら、感謝し、それを伝えるように心がけることができるといいでしょう。

 自分が幸せに暮らすために、思いやりをもって人に親切にできるようになるといいのです。
 とは言っても、はじめはうまくできないこともあるでしょう。でも、工夫しながら努力を続ければ、少しずつ親切にできるようになれるはずです。慣れれば、自然に、ラクにできるようになれるのではないでしょうか。



   

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