しあわせ日記
自分だけじゃない
4月23日が誕生日のウィリアム・シェイクスピア(1564年生まれ)の言葉。
『他人もまた同じ悲しみに悩んでいると思えば、
心の傷はいやされなくても、気はらくになる』 シェークスピア
誰でもいろんな悲しみや悩みを経験しているでしょう。
でも、人間が経験することのほとんどは、他の誰かが経験していることなのだと思います。自分だけしか経験しないことはごくごくまれにしかないでしょう。少なくとも似たような経験をした人がきっとたくさんいるはずです。
そういうことがあった時に、「どうして自分だけが」と思うと、余計につらい気もちになるでしょう。
そんな時に、「自分だけじゃない」「同じような経験をした人が(きっと/たくさん)いる」と考えられれば、少しはラクになるのではないでしょうか。
自分と同じような経験をした人(先輩)がいるとわかれば、その人がその後どうなったか(たとえば、悩みを乗り越えてふつうに生活できるようになった、と)わかるでしょう。
その人に相談してみれば、(経験者としての)いいアドバイスをもらえるかもしれません。
反対の立場になれば、今つらい経験をしている人を見て、自分もかつて経験したことを思えば、相手の気もちもわかるでしょうし、思いやりややさしさをもって接することもできるしょう。
相手に助けが必要だと思うのなら、力にもなれるでしょう。
「自分だけじゃない」「同じ経験をしている人は他にもたくさんいる」ことがわかるようになれば、自分にも他人にももっとやさしくなれるのではないでしょうか。
それは生きていく上で大事なことではないか思います。