しあわせ日記
達成感マックス
「達成感マックスです」と、ソチオリンピック・フリースタイルスキー・モーグルで4位になった上村愛子さんが晴れやかな顔で言っていました。
達成感は目標を達成した時に感じられる幸福感の一種です。
もし、愛子さんが「メダル獲得」という目標にとらわれていたら、達成感を感じられないどころか、失望感や挫折感を感じていたのではないでしょうか。
達成感を感じられたとすると、それは「ベストを尽くそう」のような目標をもっていて、それが達成できたからではないかと思います。
幸せになるためには、自分にとって達成可能な目標をもつことが大事です。
目標にはいろんな目標があります。
「ベストを尽くそう」「楽しもう」「充実感を感じられるようにやろう」「幸せに過ごそう」のような、結果ではなく過程を大切にする目標もあるのです。これらは自分しだいで達成可能な目標であり、日々達成を実感することも可能です。
また、「過程を大切にする(ベストを尽くす/楽しむ)ことがいい結果につながる」(「結果」と「過程を楽しむ」は両立する)という考え方もあります。
「達成感マックス」ということは、マックスではない達成感もあるということです。
100パーセント達成だけでなく、70パーセント達成でも60パーセント達成でもいいと考えられると、それなりの達成感を感じられるでしょう(完璧主義は不幸の元/人生60パーセント主義)。
また、結果としては100パーセント達成でなくても、達成感はマックスに感じられたと自分が思えれば、それはそれでいいのではないでしょうか。