読書日記

  構想力(想像力と創造力)

 『40歳からの適応力』(羽生善治)より、
 構想力には、想像力と創造力の2つ要素が不可欠です。
 想像力はまた起こっていない、あるいは起こる力をリアリティを持って受け止めるようなものですし、構想そのものの目的地点とも言えるのではないかと思います。
 また、創造力のほうは、それを具体的に実現させるアイディア・発想だと思います。
 将来の大事なことを考えるのには、構想力が重要なのなのかもしれません。
 構想力の要素の一つが想像力。将来起こることを想像し、現実は受け止めた上で、自分が目指す目的地をイメージできるといいのでしょう。
 構想力の要素のもう一つが創造力。目的地にたどりつくためには、具体的にどうしたらいいか? そのために有効なアイディアは? このようなことを発想できるといいのでしょう。

 幸せになるためにも、構想力を発揮できるといいのではないかと思います。
 自分の将来を想像し、幸せな生き方をイメージできるといいでしょう。ただし、それは現実的なものでなくてはただの空想や妄想になってしまいます。自分の現実をちゃんと受け止めた上で、実現可能な幸せな将来を想像することが大事です。
 そして、その幸せのイメージをどうしたら実現できるか? 目的地にたどりつくためにはどういうルートを行けばいいのか? 目的を達成するために役立ついいアイディアが何かないか? このようなことをより具体的に創造できるといいでしょう。

 幸せは人それぞれですから、どのような幸せをイメージしてもいいと思います。どうしても想像できない人は、私が提案する“幸せな人生”も参考になるかと思います。
 そして、幸せになるためには自分を育てていくことをおすすめします。幸せになる能力が向上するにつれて、少しずつ幸せに暮らせるようになれるといいのではないでしょうか。



   

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