読書日記

  自分に期待する

 PHP12月号の特集は『悩みから抜け出す 心がぶれない生き方』。
 下重暁子さん(作家)は、
 決して人のせいや言い訳をしてはならない。不平や不満は、他人のせいや家族を含めて自分以外の人に期待するからだ。期待通りに行かなければ愚痴や欲求不満になる。
 自分を信じるとは、自分に期待することだ。
 不平や不満に思うのは、自分の期待通りにならないからでしょう。不平や不満を感じるのは、(無意識にでも)期待している証拠です。
 たとえば、人に対して不平や不満があってイライラする原因は、相手が変わることを無意識に期待しているからです。

 人や状況のせいにして、嘆いたり愚痴や人の悪口を言ったりしていても、イヤな気もちになるだけで何も変わりません。
 言い訳は、自分が何もしない理由を考え出しただけで、自分のためになりません。

 人に期待するよりも、自分に期待したほうがいいのでしょう。
 不満な気もちにならないためには、人を変えるよりも、自分の考え方を変えたほうがいいでしょう。
 状況を変えるためには、人に期待するよりも、自分で変える努力をしたほうがいいでしょう。
 そういう努力をするであろう自分を信じられれば、自分に期待できるのです。

 幸せになるためには、自分自身に何を期待するかが大事でしょう。
 そして、これから幸せになる努力をしていく自分を信じれば、自分の将来の幸せも十分に期待できるのではないでしょうか。



   

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