この世のありとあるものは、ありとあるものの必然に従って「美しい」のです。 「ありとあるものの必然」とはなんでしょうか? 「ありとあるものは、人間の都合と関係なく存在している」ということです。 利害とは関係なく「ただ存在しているだけのもの」を見た時、人は「美しい」と感じる――そうである方向へ進んで行く。