「美しいが分かる」の中には、「美しい」と「分かる」という、二つのチェックポイントが隠されているのです。 分かっている人間は、「自分はもう分かっているから」という理由で、さっさと重要なことをすっ飛ばしてしまいます。ところが分からない人間というのは、「一体あいつは“なに”が分かっているんだ? こっちは“なに”が分かっていないんだ?」という悩み方をするものです。