読書日記

  嫌な事は考えない

 PHP10月号の特集は『くよくよしない人・毎日を楽しめる人』。
 松富かおりさん(コミュニケーションアドバイザー)は、
 ある時、母に聞きました。母は信じられない程大変な人生を送ってきた人。でも、母のくよくよした顔は見たことが無いのです。
「ねえ、どうしたら、苦しい事があっても笑顔で暮らすことができるの?」
「簡単な事よ。嫌な事は考えないのよ」
 嫌な事があった時に、(一時的に)嫌な気もちになるのはしかたがありません。
 でも、その事で嫌な気もちが長く続くのは、自分がその事を考えているからです。その事を考えなければ、嫌な気もちは徐々に鎮まっていくのです。

 嫌な気もちが残っている間は、無意識にその原因探しを始め、その事を考えてしまうのでしょう。それはしかたがありません、無意識にですから。
 その事を考え出したら早めに気づいて、「この事を考えるのはやめよう」「この事を考えるより、○○しよう」のように、心を切り替えられるといいのです。
 同様に、人間関係の場合には「いっしょにいない時には嫌な人のことを考えるのはよそう」と心がけられるといいでしょう。

 ついくよくよしていまう嫌な事の中には、自分が考えさえしなければ大して問題ないことが多いのです。
 また、放っておけば自然解消する問題も多いのです。
 考えなければ自分の心の中で問題を大きくしなくてすむのです。

 嫌な事があっても、その後でその事を考えなければ問題化しなくてすむのです。
 できるだけ考えように心がければ、くよくよする時間が減るのです。その分の時間と精神的エネルギーをやりたいことに使えるのです。幸せになりたい人は、自分が幸せになれることをすればいいのです。
 そうすれば、苦しい事があっても(それなりに)幸せに暮らせるようになれるでしょう。



   

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