読書日記

　　「自分」を諦めない

　ＰＨＰ９月号の「明日への思い」は、三浦雄一郎さん（アドベンチャー・スキーヤー、登山家）。
　可能性がゼロではない限り、人間にはチャレンジする権利がある。小さなチャレンジでもかまわない。自分の可能性を捨ててはいけないと思う。
　年を重ねて諦めることが増えたとしても、「自分」を諦めてはいけない。「夢」をもつことを止めてしまってはいけないのです。
　価値あるもの（事・人・物）を得ようとすれば、それなりの努力とリスクは必要でしょう。
　失敗のリスクを怖れて何にもチャレンジしなければ、得られるものはわずかでしょう。
　チャレンジすれば成功することもあり、それ相応の幸せを手に入れられるのです。たとえ失敗したとしても、いい経験とすることができるはずです。

　チャレンジというと大きな夢をイメージしがちですが、小さなチャレンジでもいいのです。
　自分がやりたいことの中に幸せになれる目標を見つければいいのだと思います。
　小さなチャレンジの経験が次のチャレンジにつながることが多いのです。小さなチャレンジの積み重ねが大きな夢を叶えることにつながるのです。

　いろんな事情で諦めなくてはならないこともあります。それはしたがありません。でも、他にもチャレンジできる（成功の可能性のある）ことはたくさんあるのです。
　「絶対に失敗したくない」「自分には夢なんて叶えられない」などと無意識に思い込んで、自分の可能性を諦めてしまうのは、自分のためによくないでしょう。

　自分の夢をもって生きられるようになるといいでしょう。その努力の過程を楽しめると、なおいいでしょう。



　　　

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