読書日記

  相手によって使い分ける

 PHP9月号の特集は『さあ、心をひらこう』。
 水谷豊さん(俳優)は、
 人間関係って相手によって使い分けることも、実は大切だし、むしろ自然なような気がしますね。
 こんなことを言うと、「それって、ずるいんじゃない」と思う人もいるかもしれないけれど、たとえば、先輩に接するときと後輩に接するときとで言葉遣いを変えるのは当然だし、映画に興味のある人とは映画の話を、サッカーに興味のある人とはサッカーの話をするのも、やっぱり当然。
 相手によって接し方が変わるのは、みんな自然にやっているのだと思います。
 また、同じ相手でも関係が変化すれば、接し方も変わります。
 すべての人に対して接し方は違う、と考えることもできそうです。

 世の中にはいろんな人がいます。つきあうのが難しい相手もいるでしょう。
 「誰とでも仲良くつきあわなければいけない」と思っていたら大変でしょう。
 また、いつも人に気を遣ってばかりいたら、疲れてしまうでしょう。

 意識して「つきあい方を選んでいい」と思います。
 相手によって、「この人とは今よりも関係を良くしたい」と考えるか、「この人とはそれなりに付き合えばいい」と考えるか、多少関係が悪くても「この人と(の関係)はこのままでもいい」と考えるかです。

 つきあい始めの相手の場合には、「関係を良くしよう」と考え、相手と合わせる努力をすることが大事でしょう。
 ただし、うまくいかない人づきあいをただ悩んでいるよりも、相手とのつきあい方の方針を明確にし(そのための努力を考え)たほうが、気もちがラクになれるのではないかと思います。



   

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