読書日記

  小さな選択を重ねる

 『大局観』(羽生善治)より、
 将棋に限らず日々の生活のなかでも、一つの選択によって極端にプラスになるわけでもないし、取り返しのつかないマイナスになるわけでもない。
 地道にプラスになるような小さな選択を重ねることで、いつか大きな成果に至るのではないかと思っている。
 人生は選択の連続であり、それによって人生は大きく変わってくるでしょう。
 生活の中でも小さな選択をたくさんしているのだと思います。何を(どこで/誰と)やるかの選択、どういう心でやるかの選択など。ただし、実際には習慣に従って無意識に選択している場合が多いのでしょう。

 一つの選択によって大きなプラス(幸せ)や大きいマイナス(不幸)になることはめったにないのでしょう。
 すごく迷うような場合には、「○○もよし、□□もよし」と考えられる、どっちでもいいことが多いと思います。そして、「選択がすべてではない」のです。選択よりもその後の生き方や今の考え方のほうが、幸不幸への影響が大きいのだと思います。
 また、大きいマイナス(不幸)になる選択をしやすいのは悪感情に流された場合がほとんどではないかと思います。日頃から悪感情に流されないように幸せになる考え方を心がけることができるといいでしょう。

 人生は小さな選択の積み重ねが大きな違いになるのでしょう。
 自分なりの選択基準をもつことが、自分らしく生きることにつながるだと思います。その選択基準として、「幸せを選ぶ・不幸を選ばない」を意識して選択できるといいのではないでしょうか。



   

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