読書日記

  盲目性

 『脳はなにかと言い訳する』(池谷裕二)より、
 注目したいのが、ドーパミンの強力さ、盲目性です。
 趣味に打ち込む盲目性、恋愛する盲目性、夢に向かってひた走る盲目性。芸術に陶酔する盲目性。
 ヒトの原動力は、多かれ少なかれ「盲目性」よって麻痺する精神構造から生まれているのではないでしょうか。
 夢中になれる何かがある人は、それだけでもけっこう幸せなことだと思います。
 夢中になれる時間は(自覚できないかもしれませんが)幸せな時間のはずです。
 また、夢中になれる時間は悩みや不幸を忘れることもできます。

 自分の好きなもの(事・人・物)と深く関わったり、自分のやりたいことを存分にやったりすれば、夢中になって楽しめるでしょう。
 自分がやりたいことがやれる幸せを感じられると、なおいいでしょう。

 ただし、盲目性の危険性もあります。
 一つのことに熱中するあまりに、他の大切なものがおろそかになってしまうと、不幸を招いてしまうことにもなりかねません。

 とはいえ、義務的なことやまわりの人や将来のことなどを考えすぎて、好きなこと・やりたいこともろくにできないようではつまらないでしょう。
 自分のやりたいことをほどほどにできるといいのでしょうが。
 何かを犠牲にする覚悟で夢中になるのなら、それはそれでいいのではないでしょうか。



   

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脳はなにかと言い訳する』池谷裕二

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