読書日記

  努力を持続する能力

 『新・幸福論』(五木寛之)より、
 努力ができる、それを長続きさせることができる力というのも、もって生まれた一つの素質なのではないかと思われてなりません。
 人は努力や訓練によって自分を変えることができる。それは事実でしょう。しかし、努力する、それを持続させる、という能力もまた生まれつきの資質の一つではないのか。
 イヤな努力はなかなかできないし、長続きさせることができない人が多いでしょう。
 でも、中にはイヤな努力もできる人、つらい努力を続けられる人もいます。そういう人にはそういう資質が元来あるのかもしれません。

 誰でも、ああいう努力はできないけど、こういう努力はできる、というのがあるのではないかと思います。
 たとえば、スポーツの努力はできる、音楽の努力ならできる、恋愛の努力ならできる、趣味の努力ならできる、ゲームの努力ならできる、・・・。
 要は、好きなもの、楽しいもの、夢中になれるものなら、努力できることがあるのではないでしょうか。

 反対に、楽しめるようになれば努力を続けやすくなるでしょう。
 勉強の努力ができる人の中には、勉強(の内容)を楽しめる人以外にも、勉強をクイズ感覚やゲーム感覚で楽しめる人や、良い成績をとること(もしくは、それに対するまわりの人の反応)を楽しみにしている人や、知ること・わかることを楽しみにしている人など、いろんな自分なりの楽しみがある人が多いのではないかと思います。

 努力を続けやすくするために、できるだけ自分が楽しめるものに関する努力をすること。
 そして、努力を持続する秘訣は努力を楽しめるように工夫することだと思います。



   

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