読書日記

  話ができないと悩まない

 PHP6月号「明日への思い」は、阿川佐和子さん(作家)は、
 「うまく話ができない」「面白い話ができない」。そんな悩みを持っている人が多いと聞きました。そんなことで悩む必要はありません。
 誰もがお笑い芸人さんみたいに話せるわけではないのですから。無理して上手に話そうとする必要もない。
 ただ、自分を変えたいと思うのなら努力は必要です。
 世の中にはいろんな(タイプの)人がいるのです。
 うまく話ができない人もいる、いていいのです。自分がそうでもいいのです。悩み苦しまなくてもいいのです。
 ましてや、話のプロのように話せる必要などなどないのです。無理をしなくてもいいのです。

 誰にでも苦手なものがあります(全能の人なんていません)。
 自分の苦手や欠点を苦にしないためには、「自分は□□が苦手だ(しかたがない)」とまず現実を受け入れる
 その上で、「ここはそのままでもいい」と思えるのなら、「自分には××もあるけど、○○もある」のように、自分のいい所もいっしょに考えられるといいでしょう。
 「この苦手を克服するために努力しよう」と思うのなら、「今は××だけど、いつかは○○」と考えられるといいでしょう。

 ただし、自分を変えるためには、相当の努力と時間がかかるものと覚悟したほうがいいでしょう。
 たとえば、会話上手になるのも、聞き上手になるのも、そう簡単にはなれないでしょう。
 でも、努力を続ければ、少しずつ上手になっていけるのだと思います。

 幸せになるためには、自分の苦手を克服するよりも、その分の努力と時間を幸せになるために使ったほうがいいような気がします。
 理想は、苦手の克服と幸せになるのと、両方の努力を続けられるといいのですが。



   

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