読書日記

  準備して決断する

 PHP6月号の特集は『「決める力」のある人・ない人』。
 野村克也さん(野球評論家)は、
 備えには、日常できる備えもあります。
 野球を私は「想像野球」「実践野球」「反省野球」の三つに分けて考えていて、一試合につき三試合する気持ちでいます。
 振り返れば、私の野球人生は「準備して決断する」ことから始まっていたといえるかもしれません。
 大切にしたい事をする際には、準備・実践・反省の3つが大事なのでしょう。
 事前に備えられることがあるはずです。こういうふうにしようのようなやり方や心がけや計画、こういうことがあったらこうしようのような対策、これをうまくやるためにはあれが必要のような準備、・・・。
 実践は、事前の準備を活かしてベストを尽くすことが大事でしょう。
 自省する時間をもち、うまくいったところは素直に喜び、うまくいかなかったところは反省して、この次はこうしようと、反省を活かす準備ができるといいのでしょう。

 人生でも役に立つことだと思います。
 こういうふうに生きようと事前に考えて準備をしておく。
 自分の生活の中で実践できるように努力する。
 やったことを反省し、次に活かす。
 このようなことを続ければ、少しずつ自分が望む生き方に近づいていけるでしょう。少なくとも何も考えずに生きていくよりは進歩があるはずです。

 日頃から十分な準備をしておけば、その時々に必要な決断ができることが多いのではないでしょうか。



   

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