読書日記

  決断の時期は訪れる

 PHP6月号の特集は『「決める力」のある人・ない人』。
 菊間千乃さん(弁護士)は、
 振り返ると、大きな決断にも決してムリはしませんでした。「今決めなきゃ」と焦る必要はなくて、その場を一生懸命生きていれば、決断する時期は自然に訪れる。だからこそ、悩むことはムダではないと思えます。必死で考えるその時間があるから、時期が来た時にスッと最良の判断ができると思うんです。
 人生の選択といえるような大きな決断は特に難しいでしょう。
 焦って決めて後悔するようなことは避けたいものです。
 決断し難いときには、ムリをしないで決断しない決断をしたほうが良さそうです。

 それでも、状況の変化や出会いや自身の進歩などによって、決断できる時期が自ずと来る場合が多いのでしょう。
 ただし、そのためにはただ時機を待つのではなく、今自分にできることを精一杯にやりながら待つことが大事なのだと思います。

 その前に、時期が来たらこの大きな決断をしようと、考えておくことが肝心でしょう。考えてもいなかった大きな決断を突然するのは無謀になりかねません。
 また、いい時期が来たらこういうことから始めよう、その先はこういう計画でいこう、そのために今できる準備をしておこうなどと考えられると、なおいいでしょう。

 自分にできる万全の準備といい時期がともに整えば、自ずと心が決まり、最良の判断もできるのではないでしょうか。



   

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